わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-


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No.04

  
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わかりやすいDTM講座-MIDIやDAWについて-


〜No.4 〜   2004/05/04
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■目次■
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 1.まえがき
 2.機材選び編第二弾 「ソフトウェアについて Part2」
 3.制作手法について その1
 4.徒然なるままに
5.あとがき
 
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■「まえがき」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

今回は前回に引き続きソフトウェアの話題ですが、今回は実際のソフト
選びという観点から具体的に話をしていこうと思っています。数多く
でている音楽制作のためのソフトをわかりやすいように分類しながら
解説してみました。もちろん、全てを網羅できているわけではないので
ご自分で息の合う相棒を探してみてください。

用語の読み方についてのご質問を頂きました。確かにDTM関係の用語は
読みにくい物が多いですね。ちなみにDTM(ディーティーエム)、
MIDI(ミディ)と読みます。DAWについてはあまり自信がないんですが、
以前雑誌の付録のCDか何かでプロの方がDAW(ディーエイダブリュー)と
アルファベットでそのまま読んでいたので多分そうだと思います。

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■「ソフトウェアについて Part2」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

各社いろんな特徴があるソフトを発売していたりして分類が難しいと
ころですが、ここではそれらを大胆に分類して、その代表的なソフト
とともに特徴を書いてみました。まず、その分類を書きます。

1.「シーケンス・DAWソフト」
2.「バーチャルスタジオソフト、スタジオソフトウェア」
3.「オーディオループシーケンサー」
4.「プロミュージシャン・エンジニアご用達」

1.「シーケンス・DAWソフト」
DTMソフトの中では一番代表的な分類です。MIDIデータの打ち込みによる
制作から、オーディオデータのレコーディングや編集にいたるまでひと
つのソフトで実現できます。もともとMIDIデータによる打ち込みで曲を
作るスタイルのソフトだったものが、バージョンアップを重ねるごとに
オーディオ機能を徐々に搭載して、機能や質を高めていって最近の形に
なったというものが多いです。なのでどのソフトもMIDIの編集に関して
はかなり成熟してきていると思います。
ここで有名なソフトを挙げておきます。

○[Windows用]
「CubaseSX」
http://japan.steinberg.net/index.html

「SONAR」
http://www.roland.co.jp/top.html

「Singer Song Writer」
http://www.ssw.co.jp/

○[Mac用]
「CubaseSX」
http://japan.steinberg.net/index.html

「Logic」
http://www.midia.co.jp/

「Digital Performer」
http://www.musetex.co.jp/

使ったことのないソフトも多いので一つ一つの解説はできません。
最近一番勢いのあるのが「CubaseSX」でしょうか。人気が高くユーザー
も非常に多いです。両プラットホーム対応なのも珍しいですね。Mac用
では「Logic」や「Digital Performer」は昔から根強い人気があります。


2.「バーチャルスタジオソフト、スタジオソフトウェア」
この分野のソフトは比較的新しいジャンルのソフトです。
ソフトシンセ、サンプラー、ドラムマシン、エフェクターなどが一つの
パッケージになっていて一つのソフトで音楽制作が完結できます。
MIDI編集やオーディオの加工などの機能は上記の「シーケンス・DAWソフト」
で挙げたソフトには劣りますが、一つのパッケージで全て揃ってしまうの
はとても魅力的です。以下に代表的なソフトを挙げておきます。

「REASON」
http://www.cameo.co.jp/reason/index.htm

「STORM」
http://www.idecs.co.jp/


3.「オーディオループシーケンサー」
このカテゴリーの意味は分からなくても「ACID」という名前を聞いた
ことのある方は多いのではないでしょうか。「ACID」はオーディオ素材
(データ)のテンポやピッチを複雑な操作なしに自由自在に操れること
で有名で、一時期爆発的にヒットしました。DAWソフトなども「ACID」
の影響を受けて同じような機能を搭載してきました。最近では「ACID」
もMIDIのシーケンス機能などを搭載していて、総合的な音楽制作が行え
るようになりつつあります。各トラックにオーディオデータを並べていく
だけで音楽制作ができます。

「ACID」
http://www.hookup.co.jp/

「LIVE」
http://www.h-resolution.com/

4.「プロミュージシャン・エンジニアご用達」
一応ご紹介程度に。現在の音楽シーンではほとんどで「Pro Tools」が
レコーディングに使われていると言ってもいいと思います。音楽雑誌で
レコーディングエンジニアや演奏家の方の口からも「Pro Tools」という
言葉が頻繁に出てきます。性能も素晴らしいですが、やはり価格もそれ
相応の値段です・・・(^^; ですが、「Mbox」などにバンドルされている
「Pro Tools LE」という廉価版もあるので、体験してみたい方にはいい
かもしれません。
http://www.digidesign.com/


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■「制作手法について その1」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

DTMと一口に言っても分野は幅広く、楽曲の制作スタイルにも様々な
ものがあります。ここではさまざまな楽曲の制作方法を紹介しますの
で、ご自身の制作の参考にしていただければと思います。

「MIDIのみ、打ち込み」
「MIDI+オーディオ(レコーディング)」
「MIDI+オーディオ(素材使用)」
「オーディオのみ」

非常におおざっぱですが、分類してみるとこのような感じになります。
一つずつ見ていきます。

「MIDIのみ、打ち込み」
扱うのはMIDIデータのみで、全てのパートを打ち込んでPCで音源を演奏
させるというやり方です。例えばゲーム音楽用や、ホームページのBGM
として拡張子が「.mid」のファイルが必要な時などは必然的にこの方法
になると思います。拡張子が「.mid」のMIDIファイルはmp3やwavなどの
オーディオ形式に比べるとファイルサイズが非常に小さく、ゲーム音楽
やホームページなどのBGMとして流すのに向いています。

逆にデメリットを挙げると、MIDIファイルはは演奏の情報を書いてある
いわばテキストみたいなものですので、実際に演奏される音については、
再生した人の環境に大きく依存するということです。例えば、SC-8850を
持っている人がSC-8850で制作したMIDIファイルを配布していたとすると、
同じ音源を持っている人は制作者が意図した音楽が聴けますが、違った
音源で再生すると制作者の意図とは違った演奏になってしまいます。

ゲーム音楽などのBGMとして配布する場合は、どのような環境の音源でも
うまく演奏されるように汎用的なデータを作る必要があります。

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■「徒然なるままに」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

今回は上記の「MIDIのみ、打ち込み」という制作手法についてです。

ひと昔前まではDTMといえばほとんどこのやり方でした。以前は通信
環境も貧弱でしたし、mp3などの優れた圧縮形式なども存在していな
かったのでネット上(もっと前でいうとパソコン通信)ではMIDIデータ
が頻繁にやりとりされていましたし、ニフティーのMIDIフォーラムなど
は非常に盛り上がっていて、レベルの高いデータが数多くありました。

音源(当時はSC-55とかSC-88無印)のスペックも今とは比べ物にならな
いくらい制約が多く、同時発音数の限界を克服するためのいろんなテク
ニックが話題になっていました。あぁ懐かしい(^^; 昔話になって
しまいましたね・・・。

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〜〜あとがき〜〜
アンケートの中で分量が少ないという意見をいくつか頂きましたので
今回は少し多めにしてみました。ゴールデンウィークですし、じっくり
と読んでいただけると幸いです。


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