わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-


バックナンバー
No.05

  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

わかりやすいDTM講座-MIDIやDAWについて- 


〜No.5 〜   2004/05/10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■目次■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 1.まえがき
 2.機材選び編第三弾 「音源について」
 3.ソフトシンセとハード音源のメリット、デメリット
 4.初心者向け音源紹介
 5.徒然なるままに
  6.あとがき
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■「まえがき」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

今回はDTMではソフトと同じくらい重要な音源についての話題です。
少し内容が多めなので、今回は制作手法についてはお休みで音源関連
の話題のみです。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


■「音源について」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

まず、ここでいう音源とはソフトシンセとハード音源を総称して音源と
呼んでいます。音源は単に音源と言ったり、音源モジュールという
言い方をしたり、またシンセと言う事もあります。最近ではDAWソフトな
どにソフトシンセがはじめから付いているものも多いですから、はじめ
はそういうものから始めるのもいいかもしれません。徐々に自分の志向
や欲しい音を探して買い足していけば良いと思います。


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


■「ソフトシンセとハード音源のメリット、デメリット」-・-・-・-・-・

音源選びに当たってはハードかソフトか、という大きな選択肢があります
。始めにそれぞれのメリットとデメリットについて解説しておきます。

○「ソフトシンセ」
まず、ソフトシンセの最大のメリットはやはり場所がいらないというこ
とでしょう。とても地味なようなことですがかなり重要なポイントです。
電源の確保などの心配もいりませんし、ややこしいケーブルなどの配線
ももちろん必要ありません。なのでとてもスマートなシステムが組めま
すし、ノートパソコンに導入すれば持ち運びができるDTM環境が簡単に実
現してしまいます。

逆にソフトシンセのデメリットとしては、システムがパソコンに依存し
てしまうということです。ソフトシンセも音源とは言え、OSなどからす
れば普通のPCソフトと変らないので、PCが不安定な状況では音源も正常
に音が鳴ってくれなかったりする場合があります。また、ソフトシンセ
はPC内部で処理をしていますのでPCのスペックがある程度必要となりま
す。ソフトシンセによって必要なスペックも違いますので、明確な数字
は言えないですので使いたいソフトがある場合には良く確認しておくと
よいと思います。

その場合には、ソフトシンセ単体では良く動いてもDAWソフトなどでVST
プラグインを数多く立ちあげていたりするとかなりの処理速度が必要と
なるので注意が必要です。



○「ハード音源」
続いてハードの音源についてですが、メリットはまず安定性の高さにあ
ります。パソコンと切り離されているので、パソコンのスペックもほと
んど関係なくどんな状況でも安定した動作をします。なので、ライブな
どをする場合にはまだまだハード音源に分があると思います。

また、ハード音源にはボリュームノブが付いていたり音色設定なども手
動でもできるようにボタンが数多く付いていますから直感的に操作もで
きます。ふと音色を変えてみたい場合や設定をいじろうと思った場合で
も直感的に操作できるのは大変魅力です。ソフトシンセのようにパソコ
ン側で設定したりするのも大変便利ですが、慣れないうちはややこしく
て音色設定をするだけで苦労をするような場合もあると思います。(昔
の私がそうだったりします・・。)

そして音質的な面から見ても、特にアナログ系の音源やサンプラーなど
ではハード音源の方が音が太かったり、ハードならではの独特の音がで
るような機種もあります。


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


■「初心者向け音源紹介」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

以上のように双方にメリット・デメリットがあるのでうまく使い分けた
り、併用したりして自分なりの音楽システムを構築して欲しいと思いま
す。とはいえ初心者の方には始めは選びにくいと思いますので、いくつ
か紹介しておきます。世の中にはドラム専門の音源やシンセ音のみの音
源などがありますが、初心者の方にはオールマイティーに使える音源を
お勧めします。一台の中にピアノやギター、ベースにドラムにストリン
グスなどなど、大量の楽器が入っていますので基本的にどのようなジャ
ンルにでも対応できます。このような観点でいくつか製品を紹介します。

○ハード音源
を選ぶならばDTM音源としてRoland社でラインナップされているSDシリー
ズなどが良いのではないでしょうか。一応入門者用のようなカテゴリー
ですが、相当に高音質です。また、コストパフォーマンスを考えるなら
ば、かなり前に発売された音源ですが大ヒットしてユーザーも多い
SC-88ProやSC-8850をおすすめします。オークションにも良く出ているの
で2〜3万ほどで手に入るんじゃないでしょうか。

○ソフトシンセ
では、Hyper Canvas などが良いと思います。別にRolandの
社員でも回し者でもなんでもないのですが(^^; 基本的にRoland製
品は好きなので紹介するのが偏ってしまいましたね・・・。この音源が
出た当初はソフトシンセでこんないい音が出るものなのかと驚いた記憶
があります。これも2万程度で購入できます。


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


■「徒然なるままに」-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

今回は機材の話です。

レコーディングスタジオなどや、あるいはプロのプライベートスタジオ
の写真などで良く見かける、ラックに音源やサンプラーをぎっしり積ん
でいる光景に憧れるのは私だけではないはず。一時期私も1Uの大きさ
のサンプラーやエフェクターを持っていたのでラックのシステムを組も
うかと思ったんですが、やはり部屋の置き場所に困るのと電源が確保
できないという理由で断念しました(^^; 今ではそれらの機材も
オークションで売ってしまってかなりの部分をソフトに移行しています。
やはり部屋はすっきりしてるのが一番ですよね(笑)

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

〜〜あとがき〜〜
音源と一口に言っても様々なものがありますので、今回書いたような
もの以外にもいろいろとありますので今後も追々書いていこうと思います。
特にソフトサンプラーなども今後触れておきたい内容です。
また、VST、サンプラーについては例によって増刊号として用語解説をする
予定です。それではまた。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン「 わかりやすいDTM講座-MIDIやDAWについて-」
マガジンID:0000130476
著者:西尾周一郎
発行者Webサイト:わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-
ご意見・ご感想はこちらまで:E-mail

このメールマガジンは『まぐまぐ!』 を利用して発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000130476.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



 わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-



COPYRIGHT(C) SYUICHIROU NISHIO ALL RIGHTS RESEREVED.