わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-


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No.14

  
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 わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて- 


 〜No.14  〜   2004/07/04
                          配信数 480部
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 ■目次■
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 1.まえがき
 2.作曲講座 その2
 3.音楽理論について
 4.おすすめメールマガジン紹介
 5.徒然なるままに
 6.あとがき
 
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■「まえがき」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐

  西尾です。ご購読ありがとうございます。最近購読を始めてくださった
 方はサイトの方で過去の内容が読めるようになっていますので、よろしけ
 ればご覧いただければと思います。
 
 
  さて、前回はさっそく簡単な曲を作ってみましたけどいかがだったでし
 ょうか。曲作りっていうのを簡単に説明するというのも難しいものですね。
 今まで曲を作ったことがないというような人が前回の内容を読んでどう思
 ったのか気になるところです。

  「おっ、これなら私にも作れそうだぞ!」

 というような思いを感じていただけていれば良いのですが。
  
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■「作曲講座 その2」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐


  前回の曲の作り方では、コードは三和音だけ、メロディーもコードの構
 成音だけ使う、というように制約が多く曲としてはシンプル過ぎるものし
 か作れませんね。今回は、もう少し曲作りの選択肢を増やして、より実践
 的な曲を作れるようにしていきたいと思います。

  というわけで、その為にももう少しだけ理論的なことを説明します。


■「音階(スケール)」

  それぞれの調には音階というものが存在します。スケールともいいます。
 前回に解説したハ長調の音階は、とてもシンプルで

  〜ハ長調〜
 ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド

  です。もう一つ例を挙げるとヘ長調では

  〜ヘ長調〜
 ファ ソ ラ シ♭ ド レ ミ ファ

 となります。

  ヘ長調ではシに♭(フラット)がついていますよね。他の調ではもっと
 ♯(シャープ)やら♭がたくさん付いている調もあります。前回に話した、
 ハ長調が作曲しやすいという理由はここにあります。

 ハ長調ではこのような記号が何も付いてなく、ピアノで演奏する場合もい
 わゆる白鍵だけを弾けばよいのでとても分かり易いのです。


■「ダイアトニックコード」


  それぞれの調にはダイアトニックコードと呼ばれるコードが7つありま
 す。前回にはハ長調の重要なコードを3つだけ解説しました。三和音と呼
 ばれるものでダイアトニックコードの中でも一番重要で良く使われるコー
 ドです。なのであと4つだけ、頑張って覚えましょう。

 早速紹介しましょう。

  Dm(レ・ファ・ラ)

  Em(ミ・ソ・シ)

  Am(ラ・ド・ミ)

  Bm(♭5)(シ・レ・ファ)の4つです。

  ですが、このBm(♭5)というコードは独特の響きで、使い方が難しく実
 際の曲でもあまり出てこないコードなので、今は覚えなくても構いません。


■「メジャーとマイナー」

  前回に説明したC・F・Gの3つのコードと違って今回登場したコードはア
 ルファベットの後に「m」がついていますね。これは「マイナー」と呼び、
 Dm(ディーマイナー)とか、Em(イーマイナー)という呼び方をします。


  調性にも長調と短調が存在するように、コードにも「メジャー」と「マ
 イナー」という種類があります。(本当はもっといろんなコードの種類が
 あります。)調性の場合と同じように、

  「メジャーコード」・・・明るい響き。

  「マイナーコード」・・・暗い響き。

 というように覚えておけば良いと思います。

  何によってメジャーとマイナーというように区別されるのかと言うと、
 音の積み重ね方によって変わります。例えば、「ド」を基準にして

  ド・ミ・ソ

 というように積み重ねればCというコードですが、

  ド・ミ♭・ソ

  というように積み重ねるとCmになります。この規則に関して説明しだす
 とまた長くなるのでここでは書きません。


  ちなみにCやFといったコードの正式名称は「シーメジャー」「エフメジ
 ャー」ですが、実際にはメジャーコードの場合はメジャーを省略してただ
 単に「シー」や「エフ」という言い方をする場合の方が多いです。


■「曲作り」

  それでは、実際に曲に取り入れていきましょう。これまでは、メロディー
 はコードの構成音だけを使いましたが、今回解説した音階を利用して、コード
 の構成音以外の音を使うときは音階上の音を使いましょう。

 また、コード進行も前回のC、F、Gに加えて、Dm、Em、Amも解説しましたの
 で選択肢が広がりましたね。


 次回はもう少し実践的なポイントを説明したいと思います。

  
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■「音楽理論について」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・

  さて音楽理論の説明は次回辺りで一応終わりにします。ですが、これ
 までに解説したことは音楽理論の中でもホントにホントにごく一部です。
 この講座はあくまでも「DTM講座」なのでこれ以上の説明はしません。ま
 ぁ私は音楽理論の専門家でもありませんしね。より学びたい方はご自分で
 勉強してみてください。参考になる本を紹介しておきます。


  新・実践コード・ワーク (1)     篠田 元一 (著)


  今も私の本棚に並んでいる本です。他の理論書に比べると分かりやすく、
 すぐに実践できるような実用的な内容だと思います。私は名著だと思って
 います。ですが、分かり易いと言っても初めて理論を勉強する方は腹をく
 くって取り組んでいかないと読破できないかもしれません。

  まぁこの本に限らず、音楽理論を本気で学ぼうと思ったらやはりそれな
 りに難しいです。私も全ての理論に精通しているわけではないので偉そう
 なことは言えませんし。また、音楽理論なんて知らなくても曲なんて作れ
 るよ、という方もたくさんいます。この辺の議論は難しい所ですが、個人
 的な意見としてはアイデアが煮詰まった時などに選択肢が広がりますし、
 知っていて損になることはないでしょう。



  最後に、私がすごく好きな言葉があるのですがそれを紹介して今回は終
 わりにします。以前にとある音楽家の方が言った言葉なのですが、

  「本当に音楽ができる人間は、理論を知った上で、
  理論以上の音楽を作る」
  
  だそうです。深いですね。

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  発行し始めた頃に比べて、文章能力が上がったかどうかは分かりま
 せんが、メルマガとしての読みやすさ、分かりやすさには大分気を使える
 ようになってきました。
  
  バックナンバーの初期の頃を見てもらえれば分かるのですが、文字は左
 端にぴったりくっついているし、長文がギッシリ詰まっています(汗) 
 (初期の頃からの読者様ごめんなさい)これは読みにくいですね。
  
  最近は、左端には空白を作ったり文章の間の取り方も工夫したりして、
 以前よりは読みやすくはなったんじゃないかと思います。




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■「あとがき」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐

  文章を書くというのはやっぱり難しいですね。特に音楽理論なんて説明
 するのはホントに難しい・・・。今回もいろいろと試行錯誤をしながら、
 どのように解説したら分かり易いかとかいろいろと考えましたね。
 
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