わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-


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No.22

  
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 わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて- 


 〜No.22  〜   2004/09/01
                          配信数 713部
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 ■目次■
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 1.まえがき
 2.打ち込み講座 ドラム編
 3.音楽制作に役立つ本
 4.おすすめのメルマガ
 5.あとがき
 
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■「まえがき」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐

  西尾です。ご購読ありがとうございます。最近購読を始めてくださった
 方はサイトの方で過去の内容が読めるようになっていますので、よろしけ
 ればご覧いただければと思います。
 
 http://dtm-creator.com/
 
 
  オリンピックが閉幕しましたね。どの競技でも選手達の本気が見れて
 熱くなりました。なんだかんだ最後の方で後味の悪い部分もありましたが、
 個人的にはすごいいいオリンピックだったと思います。

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■「打ち込み講座 ドラム編 」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐

  
  それでは今回から実践的な内容を展開していきたいと思います。
 まず始めはドラムからです。打ち込みの演奏を、よりドラムの生演奏に近
 づけるためのポイントを解説していきます。
  
  
  音楽制作において、どのパートから打ち込んでいくというようなものは
 ないので、自分のやりやすい順番でいけばよいと思うのですが、ドラム・
 ベースなどのリズムトラックから作りこんでいく人が比較的多いように思
 います。
  
  
  
 ●「聴き比べ」
 
  さて、今回はごちゃごちゃ言わずにまずは音を聞いてもらいましょう(^^)
 これは私が実際に打ち込んだものです。あえて、極端な2つのファイルを
 用意して聞き比べてもらうことにしました。
 
 http://hiandbye.nobody.jp/sample/drum1.mp3
 http://hiandbye.nobody.jp/sample/drum2.mp3
 
 よく聴いてどっちのファイルが良い打ち込みなのか。そして、その一方の
 データは他方に比べてどこが良いのか??というのを考えてみてください。
 
 
 ●「ベタ打ち」
 
  聴いてもらえばわかると思いますが、drum1のデータは思いっきりベタ
 打ち(ベロシティが一定のことを「ベタ打ち」と言ったりします)です。
 ではDAWソフトでの画像を見てください。
  
  http://dtm-creator.com/course/img/drum1.jpg
 (上がバスドラムとスネアで、下がハイハットです)
 
  見たら一目瞭然ですね。ベロシティの設定が完全に一定になってしまっ
 ています。電子的なドラムを表現する場合であれば、あえてこのようにす
 る場合もありますが、今回の場合ではドラムの生演奏の臨場感やノリを出
 したいので、あまりよいデータとは言えません。
 
 
 ●「ベロシティ」
 
  今回のデータでは2つのファイルの違いはベロシティの違いだけです。
 ベロシティの設定を変えるだけで、ここまで変わってくるということに気
 づいてもらえればと思います。では今度はdrum2の画像を見てください。
  
   http://dtm-creator.com/course/img/drum2.jpg
  
  ベロシティの強さに変化がありますね。これはでたらめに変化させてい
 るわけではなく、一定の規則にのっとって変化させています。ここが、生
 演奏に近づけるための重要なポイントです。音源の関係でベロシティ変化
 によって音色も変化してしまってますが、1に比べるとノリが違っている
 のがよく分かると思います。
  
  
  
 ●「強拍と弱拍」
 
 ドラムだけに限らないのですが、リズムを作り出す上で強く演奏する所と
 弱く演奏するところがあり、この強弱の組み合わせがグルーブ感を生み出
 します。
 
 これからはdrum2の画像をもとに解説していきます。この画像を見ただけ
 で全てを悟ってしまえる人はそれはそれで構いません(^^) 
  http://dtm-creator.com/course/img/drum2.jpg
 
 では具体的にどこを強くするのかということですが、フレーズによっても
 もちろん変わってきますが、基本は
 
 ○「表拍を強く、裏拍は弱く」です。
 
 例えば、普通の8ビートで刻むハイハットを例にとると、以下のように1
 小節で8回鳴らすことになります。
 
 ○○○○○○○○
  
  この表し方で、表拍と裏拍で分けてみると
  
 ●○●○●○●○
 
 ●が表拍で○が裏拍です。表拍の部分を強く叩き、裏拍の部分を弱く叩き
 ます。画像のハイハットのベロシティを見てください。このようになって
 いますよね。これをするだけでも大分変わってきます。
 
 バスドラムも同じように表を強く、裏を弱くしています。
 
 
 
 ●「まとめ」
 
  ドラムの打ち込みに関しては、ベロシティの設定が肝だということを覚
 えておいてください。ベロシティの設定だけでかなりの所まで打ち込み臭
 さをなくすことができます。
  
  そして、表拍と裏拍を基本とした強弱の付け方によってリアルさを出し
 ていきます。
 
 
 ●「より緻密な打ち込みへ」
 
  この講座ではドラムに関してはベロシティだけをいじりましたが、タイ
 ミングをホンの少しジャストからずらしたりして、より人間味を出す方法
 もあります。
  
  この方法はバンドなどで生演奏と合わせて使う場合には効果は高くなっ
 てきますが、逆に他のパートも全て打ち込みの場合には他のパートを全て
 ジャストのタイミングにしてしまうと、ドラムに違和感を感じてしまう場
 合もあります。
  
  このように、タイミングを調整するのは結構難しいですので各自で研究
 してみてください。個人的にはタイミング調整にはそれほどこだわる必要
 もないと思っています。
  優秀なドラマーは生演奏で驚くほど正確なリズムで叩きますしね。


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■「音楽制作に役立つ本」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・

  今回紹介するのは、「15秒でわかるコード進行160」という本です。
  
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4845607549/aquanote04-22/ref=nosim

  
 ●「笑える音楽書籍」
  
  この本はホントに笑えます(^^; 書店などで手にとってパラパラと見て
 もらえれば一目瞭然なのですが、他の理論書の類とは全く別物で、非常に
 おもしろいイラストが満載の本になっています。
  
  基本的には以前に紹介した「コード進行パターンブック」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4636163842/aquanote04-22/ref=nosim

 と同じ系統の本で、使える選りすぐりのコード進行が列挙されている本です。
 ですが、この本にはそれぞれのコード進行の雰囲気がイラストで表現されています。
  
  このイラストが、誤解を恐れずに言うとかなりアホなイラストで(笑)、
 強烈なインパクトを放っていて、普通に読んでるだけでも面白い本に仕上
 がっています。
  
  
 ●「充実した内容」
 
  ですが、この本がおもしろいからここで紹介したわけではなく、実際の
 内容も実によくできた内容になっています。掲載されているコード進行も
 選りすぐられているだけあって、すぐにでも曲に取り入れたくなるような
 コード進行ばかりが取り上げられています。
  
  その上、メインとして掲載しているコード進行の後に、どのようなコー
 ド進行が続くとよいかという「次に来る4小節」というコーナーもあって
 大変実用的だと思います。
  
 
 ●「唯一の難点」 
  
  この本で一つ難点を挙げるとすると、コード進行の掲載のところにコー
 ドネームとギターでの押さえ方しか載っていない点です。基本的にギター
 を弾く人のために作られているようです。
  
  なので、コードネームだけで音が理解できる人、あるいはギターが弾け
 る人にとっては問題ないと思いますが、鍵盤の図がないと困るという方に
 はおすすめできないと思います。
  
  
 難しくて特に初心者の方には近づきがたいイメージのある音楽関連の書籍
 ですが、この本は非常に読みやすくて好感が持てますね。


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■「おすすめのメルマガ」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・

  今回紹介するメルマガは
  
  ○「ネットワーク実践講座」
  ○「アクセスアップ情報館」
  
  の2つです。どちらもためになる内容なので、是非一度ご覧になってく
 ださい。
  

  ★★★★★★★★★★ネットワーク実践講座★★★★★★★★★★
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■「あとがき」‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐・‐

  ドラム講座に関しては一応完結するような形で書きましたが、ドラムに
 関して知っておいて欲しいことや補足したいことが結構ありますので、 
 近々増刊号のような形でドラムについてもう少し書きたいと思っています。
 
  
  DTMに関する掲示板です。お気軽にご利用ください。
  
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