わかりやすいDTM講座 -MIDIやDAWについて-


DTM
今昔



 ■ 「DTM昔話」

 今回は上記の「MIDIのみ、打ち込み」という制作手法についてです。 ひと昔前まではDTMといえばほとんどこのやり方でした。以前は通信 環境も貧弱でしたし、mp3などの優れた圧縮形式なども存在していな かったのでネット上(もっと前でいうとパソコン通信)ではMIDIデータ が頻繁にやりとりされていましたし、ニフティーのMIDIフォーラムなど は非常に盛り上がっていて、レベルの高いデータが数多くありました。

 音源(当時はSC-55とかSC-88無印)のスペックも今とは比べ物にならな いくらい制約が多く、同時発音数の限界を克服するためのいろんなテク ニックが話題になっていました。あぁ懐かしい(^^; 



「DTM全盛期?」

  ローランドのSC-88シリーズなどが大ヒットしたあたりが、ある意味DTMの全盛期だったような気がします。あの頃は本当にネット上にMIDIデータがあふれていたというような気がします。


  mp3などもなかったので、とにかく自作の音楽データをサイトなどで紹介すると言えばMIDIデータでした。そして、一番多かったジャンルと言えばやはりゲーム音楽などのコピーものです。ゲーム音楽やJ-POP/ROCKなどをコピーしたMIDIデータが本当にたくさんありました。


 原曲そっくりに作った完コピ志向のものや、自分の好きなようにアレンジしたものなどもありました。


 当時ももちろんオリジナル楽曲をMIDIデータで公開している方もいましたが、DTM関連で人気のあったサイトと言えばゲーム音楽などのコピーしているサイトがほとんどだったと思います。


「DTM全盛期? その2」

  そして当時はDTMといえば、打ち込みのことでした。今では、DTMと一口に言っても打ち込みをしないでレコーディングだけで音楽制作をしている人もいるでしょうし、打ち込みとレコーディングを組み合わせて音楽制作をしている人も多いですよね。。

  そういうような事情なので、やはり当時は打ち込みが巧い人が非常にたくさんいましたし、DTMに関する話題も自然と打ち込み技術に関するものが多かった気がします。

  音源の性能も高くなかったですし、打ち込みに関して誤魔化しがきかないというような状況だったので、みんな必死に打ち込みをしていた気がします(^^;

  最近ではレコーディング技術や、プラグインエフェクトなどの話題に押されている感じですね。

  そのように、打ち込みやゲーム音楽などのMIDIデータで全盛期を迎えていました。ですが、インターネット上でのDTM事情に大きな転機が訪れます。

続く・・



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