■「無料で始めるDTM!」
はじめにお断りしておきますが、パソコンは初めから持っていることにします(^^;
少しセコイ気もしないではないですが、さすがにパソコンがないとどうにもできませんので・・・。ですが、まぁこの記事を読まれている時点で何らかのパソコンをお持ちだと思うんで大丈夫です!
パソコン以外のソフトや音源などを全部無料のものを利用してDTMをしてみようじゃないか、という内容です。
○「概要」 まず、大まかな方向性ですが、単純に
「無料のソフトと無料の音源で音楽をする!」
ということです。まず、無料のソフトというのはフリーソフトを使うというのは何となく想像できると思います。私もDTM以外でもフリーソフトという存在にはとてもお世話になっています。
そして、無料の音源??と首を傾げる方もいるかもしれません。
ソフトシンセの発展によって、この無料の音源というのがソフトシンセとしてたくさんの数が登場しています。これらの多くが、VSTプラグインという形で公開されています。
また、それとは別にWindowsに標準で搭載されているソフトシンセをご存知でしょうか?良く分からないという方も、多分知らず知らずのうちに使っている方も多いと思います。
これらの無料で使えるツール(音源)を解説します
今回は「Microsoft
GS Wavetable SW Synth」についてです。
○「Microsoft GS Wavetable SW
Synth」
Windowsには標準で、「Microsoft GS Wavetable SW
Synth」という名前の
(注:長いので以下「MGW」と略します)ソフトシンセが入っているのをご存知ですか?
やはり市販されているような音源と比べると音質的に劣りますが、これも立派な音源です。
特に音楽制作とかしない人なども、無意識にこの音源を利用してMIDIデータを再生していることが多いと思いと思います。
○「設定方法」
WindowsXPで、MIDIデータを再生する場合(メディアプレイヤーなど)での音源の設定方法を説明します。
コントロールパネル>サウンドとオーディオデバイス>オーディオの項目
の、「MIDI音楽の再生」という項目です。辿り着けましたか?
DTMをやっていると、時には音楽の知識よりもパソコンの知識が要求されることもあります(^^;
是非パソコンにも強くなってください!
話は戻りまして、そこに辿り着きますと、「既定のデバイス」という設定項目があります。私の環境で言いますと、「SC-8850」と、先ほど説明した「MGW」が選択できるようになっています。
ここの項目で設定しておくと、メディアプレイヤーなどでMIDIデータを再生した時にその設定した音源で再生されます。
○「再生してみる」
「MGW」に設定して何かお手持ちのMIDIデータを聴いてみましょう!何でも良いです。手元にない方は私が公開しているフリーのMIDIデータを利用してみてください。
http://dtm-creator.com/free.html
うまく再生されましたか?
次回は、この「MGW」を実際の音楽制作に使う方法を解説します。
その他のコンテンツへ戻る
DTM・DAW作曲講座トップ